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絶望も希望も内なる心に…。藤堂尚也が仲間と共にパンドラから園村麻希を救ったように
片山弘樹が己が半身であるタナトスを解放したように、終わることがわかってもそれでも終わりを選んだ夢をみる島のリンクのように、プリキュアのキュアドリームでなく夢原のぞみとして、戦うのでなく呼びかけによる永遠であるデスパライアの醒めない悪夢からの目覚めと封印。そしてパルミエの民との別れ…。
トラックバックもらったサイトさんで、作画はわかんないので置いておいて、現在のところは和解エンド○が17サイト、×が1サイト、△が6サイトと2ちゃんでは色々いわれたようですが概ねまとめとしては好印象。特に一年通して感想を書いておられる方の評価が良いのは、テーマが伝わったという事ではないでしょうか。俺も姪っ子いるんで、プリ5グッズも買ってあげたしね、アクア♪アクア♪レモネード♪レモネード♪です、少しはわかるけど、親の目線からみるのと、深夜アニオタや朝中心のアニオタ的目線の違いが興味深いところです。アニオタでもバランスよく視聴している層は和解展開に概ね評価と50サイトぐらいかな?サーフィンしました。遊戯王、おお振り、ガンダム、ギアス、深夜アニメ等など色んなファンサイトさんでプリをみていた人とかです、疲れた~。自分の評価は…本音いうと○と△の中間くらいです。腐女子層取り込むのも一長一短だなとサーフィンして思った。でも俺のココのぞ好きは女性のプリ5ファンさんの感想もきっかけなので、ニチアサ枠ナージャの頃から女性の感想をチェックしていたりしたので、視点の違いを楽しむという考えもありなのかな。視点の違いをまとめればおもしろそうだけど、俺そこまで文章力ないんで。深夜の萌えアニメ見ている層や腐女子層?の一部?で萌えアニメフォーマット?でないことで評価がわるかったりするのがマーケティング的に興味深くなるほどかな。シリーズ全体通してお話でみている人は男女問わず概ね好評価でした。
デスパライアは地母神(ちょっと違うけど)の負の面って事でどうですか?
二話ぐらいかけて描いてほしいのと急ぎ足かなとも思いましたが、きちんとまとまっていていて満足したせいか、思った以上に感想を書けないので、ここからはキャラ毎の印象でプリ5一期ラストのエントリとしたいと思います。ここで書いたりもしています。文章が長いので
キャプが少なめはわざとです。
ココとナッツふたりの王子
間違いなくYes!プリキュア5最大の功労者。女性層を掴んだだけでなく、マリみてから続く百合要素でなく恋愛要素となかなか描きづらい大人視点(バトルをしないポジション目線)も描けて、またデスパライアならぬパラノイア(偏執)的な無印至上主義の視聴者をフィルタリングもでき、またイケメンでありながら、同性からみても魅力あるキャラとして描いて成功要素かと。反面、他の大人キャラの視点がなかったりイケメンオチに頼りすぎなきらいもありましたが、ココにもナッツも己が後悔や絶望をかかえていて、草尾さん、入野さんの好演もあり魅力あるふたりの王子だったと思います。W王子はいいと思いました。
ミルク お世話役みならい
王子に仕えるメイドさんというより、のぞみちゃんが成長したのでどうしても損な役割を演じることが多かったですが、映画での活躍や年頃らしいわがままぶりがキライではなかったです。なんたって蝶必殺のキーですから。美少女化するよりもふもふのままがらしいのかな。仙台エリさんもあっていたと思います。
知性の青き泉!キュアアクア!
水無月かれん生徒会長。俺にとっては前田愛さんが演じておられる事もあり、このかれん会長がプリ5視聴の始まりです。初期のワンマンな完璧超人から前田さんのやさしい声に引っ張られるようにやさしい母性あふれるキャラクターへ。心の底から打ちのめされ絶望した
ティオ送還このお話も、ミルクを守るために戦ったかれんさんを見て救われたりと、ミルクとの関係も俺にとっては最後までガッシュの大海恵さんを継いだキャラクターでした。メイン層にも大きい層にも人気なのはほぼ最強のメインヒロインスペックだからかな。もし、プリ5がゲームなら、幼なじみポジションがいいかな~。
やすらぎの緑の大地!キュアミント!
秋元こまちさん。おっとしりして怒ると怖い図書委員で小説家志望というベーシックな設定と守り優先の能力のせいか、動的な作品の性質もあって、静なる魅力を序盤は今一歩描ききれていない印象でしたが、ナッツとのロマンス、その静かさからくる強さとやさしさからの映画、41話(43話はやっぱり守ってこそからと考えると微妙)の守るしかない!だからこその強さ(VSダークミント戦)が描かれて一番物語的変化が大きかったキャラかもしれません。こまちさんとナッツのロマンスはスピンオフでも読みたいぐらい。なんで海賊ハリケーンに密かに期待していたりも。TLS2の森下茜ちゃんで知った永野愛さんでしたが、この枠では玉木麗香がピンとくるかな?おとなしいこならではの揺らぎや成長を上手く演じておられたと思います。ガッシュベルではチェリッシュの印象が強いです。小説やゲームでは主役的設定にも多いので、もし、プリ5がゲームなら、図書委員の同級生で老舗の和菓子屋が実は退魔の家系とか。豆に退魔の力ありますし。
はじけるレモンの香り!キュアレモネード!
春日野うららちゃん。女優のたまご。開始前は、はじける?もしかすればおんぷやローズマリー?と思われましたが、はじまってみれば最近では久々のいいこ?キャラクターで、演じておられる伊瀬茉莉也さんが最年少なのと、劇中での皆の妹的立場が不思議と重なり、こうなればいいな~と番組開始から思っていた、夢を持つもの同士の絆でこまちさんとの友情も育まれ、夢の途中ならではの迷いを演じておられる伊瀬茉莉也さんが成長されていくのと重ねながらみていました。さすがに5人もいるせいか後半出番が少なくなった印象は否めませんが、メイン層(特に実際に妹ポジション、レモネード♪レモネード♪)に人気があり、お話的にも皆に愛される可愛い妹として放映前はノーチェックだったのに好きになったキャラです。時々閲覧させてもらっている伊瀬茉莉也さんのブログでの等身大のエントリが不思議とうららちゃんだなと。ここでは娘と書いたように、俺にとっては妹よりも娘ポジション。
情熱の赤い炎!キュアルージュ!
夏木りんちゃん。スポーツ万能で家族思い尚且つ怖がりとなかなか属性が多い彼女ですが、なぎさ、咲の後継ポジションそのままのせいか、物語的に中心にいることがそんなに多くはなかったのですが、おそらくふたりは~S☆Sまでのテイストを最も色濃く継いだキャラの為前シリーズとお話が似る可能性があったからかな、第39話のように、ここぞという時の決め台詞はピカイチ!で竹内順子さんが演じておられる事もあり、『カッコいい女の子!!』でした。。ここで書いたように、仲のいい同級生ポジション。
大いなる希望の力!キュアドリーム
夢原のぞみちゃん。夢みる乙女。勉強もスポーツもあまり得意じゃない。夢みる乙女でありながら、己の夢ではなくパルミエ王国を甦らせるという決して己の為でない誰かの夢を輝かせる為に戦いに身を投じ仲間という輪をつないだ俺にとってはヒロインでなく最後までヒーローの主人公でした。初めてのぞみちゃんを可愛く思った11話以来、知らず知らずのうちに感情移入していて、のぞみちゃんがココに恋をして成長していったように、自分ものぞみちゃんを好きになっていって、ぼんやりと心の底で思っていたのですが、のぞみちゃんって本当に視聴者目線の主人公で、自分がゲーム好きなせいかRPGの主人公プレイヤー的だったんだなと。だからこそすごく好きになったんだなと。そうだな、例えばRPGゲームでプレイヤーは主人公を演じるとする。旅の途中で多くの出会いと別れを経て、世界を救う。そして仲間達は各々の生活に戻り、主人公はまた旅に出る。世界を救う事は主人公そしてプレイヤーにとっての旅の終わり。電源を切れば終わりの空想の世界。それでもその終わりに残るものは?その事を真っ向きって描いているのは、ゼルダの伝説夢をみる島ですが、雪が溶けても思い出が残るように、旅の終わりが別れであったとしても、その夢への輝きは胸の中に。とのぞみちゃんはココとの出会いそして恋を通じて、先生という夢をみつけましたが、実はココに夢を語るシーンで少し泣いたり、それはメインの視聴者層にも等身大の夢で、あくまでも視聴者の目線だったんだなと。変身しない展開を実は予想というか期待していましたが、こう直球でこられると。予想どおり賛否は分かれていますが「戦わないのも勇気です」の言葉どおり、自分はこの展開好きです。。ここでも書いたように、従妹というか妹ポジション希望。自立して成長していくのを見守る立場でいたいかな~と、なので終盤はココに対して結構複雑な気持ちで見ていました。レントンで知った三瓶由布子さんですが、等身大のとても魅力的な女の子としてのぞみちゃんを演じてくださって、三瓶さんだからこそののぞみちゃんだったと思います。
デスパライア戦からココとナッツのお別れまでやや駆け足だったとは思いますが二期があるなか、まとまっていた方だと思います。呼びかけのシーンで、永遠であるがゆえに孤独なデスパライアと希望を信じ仲間がいたからこそのもしかしたらデスパライアになっていたかもしれない夢原のぞみちゃんの、自分も孤独だったからこそデスパライアと会話ができたのシーンにもう少しためと伏線がほしかったといえばそうですが、プリ5らしい幕の引き方だったと思います。追記。映画のダークドリームといえばそうなので、デスパライア≒ダークドリームと勝手な補完もできますね。展開が90年代後期から00年代前半のRPG彷彿とさせることが多く脚本の成田良美さんゲームのシナリオも書いておられたことがある?ようですのでチェックしてみたいところですね。
追記。
おそらく有名なエントリだとは思いますが、作り手で検索したある編集者さんの書評サイトの記事で、批判される側は愛があろうがなかろうが一所懸命やったことを批判されてモチベーションが上がる訳がない、という言葉に大いに同感すると同時に、自分もこんな事を書いてはいますが、自分は批評ではなくただの感想ですが、それでもきちんと書けているのか?と迷いがでたのと、ブログ開設のきっかけとして、批評ではなくただの中傷をしているサイトがあるのがすごくヤ!で、トラックバックさせてもらってるサイトさんではありませんよもちろん、中傷されて立ち直れないくらい落ち込んで作家さんの原稿が落ちたなんて聞くとどうせ中傷する側は嘲笑するだけで絶対責任とらないのもきにいらないし、多分発刊が遅れているアレとかアレです、そんな文ではないものをそれならば自分で書こう!と『言葉は世界を司る力である』とエントリを続けてきましたが、作り手よりの意見も見かけるようにもなりましたし、ここらでペースダウンしてもいいかなと。なのでYes!プリキュア5go!go!は少し縮小傾向で更新となります。キャプも一枚ぐらいかな。映画もみて、最初のころとはだいぶ雰囲気もかわりましたが、終わってみればほぼ皆勤で感想書いていて、文章書くのもちょっと一段落ということで。それにしてもYes!プリキュア5だけで66記事か。我ながらよく書いたな。初期の感想の「もう書かない」なんていっている自分の変わりようにツッコミたいです。
Yes!プリキュア5東映アニメーション。
Yes!プリキュア5朝日放送公式
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